NHKは昨年11月10日に亡くなった高倉健さん主演の映画6本を、11月2~11日に
BSプレミアムで放送すると発表した
同局関係者によると「同じ人が出演する映画6本を短期間に一気に放送するのは異例」だそうです
映画一筋の高倉さんは今でも根強い人気を誇り、主演映画を放送するたび好評を得ているという
さらに、ラジオ第1では特番「健さんへのラブレター」(11月3日)を放送
俳優・千葉真一が秘話を語る、これも話題を呼びそうですね
数多くの主演映画を務めたがやはり忘れられないのが、幸福の黄色いハンカチ (1977年)です
刑期を終えた中年男が、行きずりの若いカップルとともに妻のもとへ向かう姿を描いた“健さん”主演のロード・ムービー
あまりにも有名なラストは涙せずにはいられない感動作で、いきずりのカップル役で武田鉄也さんが
出演してこのあとブレイクしたのは言うまでもない、監督はあの「男はつらいよ」の山田洋次
しかも渥美清さんも出演している、かなりの豪華キャストである
いろんな映画に出演し、やくざ、刑事、フーテン、鉄道員などさまざまな役をこなしてきた高倉さんは
アメリカでも存在感がありました
ザ・ヤクザ、燃える戦場、ブラックレインはさすがの存在感でした
高倉さんはなんとベースボール映画に出演していたのはご存知でしたか?
当時ベースボール映画は売れないといっていた時代に、アメリカで出演していました
ニューヨーク・ヤンキースのスタープレイヤーであるジャック・エリオット(トム・セレック)は、
不審に喘ぐ中でルーキー選手との競争に破れ、日本の中日ドラゴンズへとトレードされてしまう
ドラゴンズの監督は往年の名選手だった内山(高倉健)だ
この二人が衝突しながらチームを優勝へ導くストーリーである
これがミスターベースボール(1992年)である
見ていると本当におもしろいですよ、助っ人役のトム・セレックが本当は馬鹿にした放送禁止すれすれの
コメントをしているのに、通訳が日本を褒めているように訳したもんだから「ミスターベースボール」
というあだ名がついた発想がおもしろいです
もう亡くなられて一周忌を迎える高倉健さん、もっと見てみたかったですね
そしてまたアメリカで出演してほしかったですね!
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高倉健さん一周忌で主演映画一挙6本放送(BSプレミア)
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